Windowsのオフライン端末でAndroid Studioを使えるようにする①

インターネット接続できない端末(オフライン端末)にAndroidStudioのインストールが必要になったため、作業手順をメモとして残す。
インターネットに接続可能な端末(オンライン端末)で環境を構築し、必要なファイルをオフライン端末に移す工程が必要になるので、まずオンライン端末で環境構築する。

Android Studioのダウンロード

  1. 公式デベロッパーサイトの「Android Studioをインストールする」ページを開く。
  2. 表示されたページのリンクをクリックする。
  3. ページ下部の「Android Studio のダウンロード」からWindowsのzipファイルバージョンのリンクをクリックする。
  4. 利用規約に同意してダウンロードする。
  5. 任意のパスにandroidフォルダを作成し、ダウンロードしたzipを展開して移動する。
    ※パスに日本語名が含まれるとSDKフォルダ作成時にエラーになるらしいので今回はCドライブ直下に作成。
    C:\android
    |-- android-studio/

Android Studioのセットアップ

  1. 展開後のフォルダ名は「android-studio」になっているので、「android-studio-2024.2.2.13」のように圧縮ファイル名にあったバージョン情報を付けておく。
    C:\android
    |-- android-studio-2024.2.2.13/
  2. 「展開後のフォルダ\bin\studio64.exe」を起動する。
    C:\android
    |-- android-studio-2024.2.2.13/
    | |-- bin/
    | |-- ・・・
    | |-- studio64.exe
    | |-- ・・・
  3. 使用状況データの送信確認が表示されるが、[Don’t send]で良い。
  4. Welcom画面が表示される。[Next]ボタンを押下する。
  5. インストール方法の選択画面が表示される。StandardだとSDKのインストール先がユーザーフォルダ下になってしまうので、Customを選択して[Next]ボタンを押下する。
  6. SDKのセットアップ画面が表示される。Android SDKのインストール先を設定し、[Next]ボタンを押下する。
    ※Android Studioの配置先と同じパスが良い(例:C:\android\android-sdk)。
  7. Android Emulatorハイパーバイザードライバのインストール確認画面が表示される。[Next]ボタンを押下する。
  8. インストール設定の確認画面が表示される。[Next]ボタンを押下する。
  9. ライセンス規約の同意画面が表示される。Acceptを選択して[Finish]ボタンを押下する。
  10. ダウンロードが完了するまでゆっくり待つ。
  11. ダウンロードは完了したが、Android Emulatorハイパーバイザードライバのインストールに失敗したらしい(権限不足で失敗したっぽい)。とりあえず[Finish]ボタンを押下して終了する。
  12. Welcom to Android Studioの画面が起動した。

Android Emulatorハイパーバイザードライバインストールの失敗調査

SDK Managerを開いてhypervisor driverの状況を確認する。ProjectsのMore ActionsからSDK Managerを開く。

SDK Toolsを見てみると「Installed」になっている。やはりドライバのダウンロードまでは終わっているようだ。

android-sdkフォルダ内のどこにあるかが良く分からなかったので、GitHubにあるWindows向けリリースビルドをダウンロードしてファイル名を確認した。
aehd-windows_v2_2_0.zip
|-- ・・・
|-- aehd.Sys
|-- ・・・
|-- silent_install.bat
|-- ・・・

該当のファイル名でandroid-sdk配下を検索すると、「extras\google\Android_Emulator_Hypervisor_Driver」にあった。

silent_install.batを実行すればインストールできそうだが、そもそも必要なものなのか調べたところ、公式デベロッパーサイトの「ハードウェアアクセラレーションを設定する」に以下の記述があった。

Android Emulatorハイパーバイザードライバのインストールはやめておき、デベロッパーサイトの手順通りに「Windows  ハイパーバイザー プラットフォーム」の機能を有効化した。
AEHDはWindowsがHomeエディションの時に使うのか?

今回は以上。

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